キッズスペースに絵本を2冊追加しました どちらも「歯医者さんらしい」選書です!
皆様、こんにちは!院長の大内です。
川口かぼちゃ歯科のキッズスペースに、新しく絵本を2冊追加しました。どちらも、お子さんが楽しみながら読めて、しかも「歯医者さんが置きたくなる理由」がある本です。ぜひ来院の際に手に取ってみてください。
■ 1冊目 「ゆびたこ」(くせさなえ著・ポプラ社)
もうすぐ1年生なのに、どうしても指しゃぶりがやめられない女の子のお話です。ある日、指にできたタコが突然しゃべり始めます。「あんたがいっぱい吸うてくれたから、こんなに大きくなれたわ。これからも、もっと指しゃぶりしてや〜!」
ええっ、どうしよう……。
全員が関西弁でしゃべるというユニークな絵本で、少し不思議でちょっとドキッとする展開が続きます。SNSでは「1回読んだだけで指しゃぶりが止まった」という声が続出するほどの効果を発揮しているようです。「トラウマになるほど怖い」という口コミもありますが、それくらいお子さんの心に刺さる本ということでもあります。
このブログでも指しゃぶりについてお話ししたことがありましたが、4歳以降も続く指しゃぶりは歯並びや顔立ちに影響することがあります。「もうやめてほしいけど、なかなか……」と悩んでいる親御さん、まずはこの絵本を読んでみてください。お子さん自身がやめようと思えるきっかけになるかもしれません。

■ 2冊目 「はないきおばけと くちいきおばけ」(いまいかずあき著・PHP研究所)
鼻で息をする「はないきおばけ」と、口で息をする「くちいきおばけ」のふたりが、山のてっぺんまで競争するお話です。最初は勢いのあるくちいきおばけが先行しますが、だんだん疲れてきて……最後に勝つのははないきおばけ。その秘密は「あいうべ体操」にあった!
このブログでも口呼吸の問題についてたびたびお話ししてきましたが、子どもに「鼻で呼吸しなさい」と言葉で伝えるのはなかなか難しいものです。この絵本はそれを楽しいストーリーで伝えてくれます。
この本を監修したのは医師の今井一彰先生で、「あいうべ体操」の考案者として知られています。舌を正しい位置に動かすことで、口が自然と閉じて鼻呼吸になっていく体操で、絵本の最後にはやり方も載っています。
「あー・いー・うー・べー」と大きく口と舌を動かすだけ。読み聞かせをしながら、親子で一緒にやってみてください。

■ 絵本の力、あなどれません
歯医者が言っても伝わらないことが、絵本だとすんなり伝わることがあります。子どもは物語の中の登場人物に自分を重ねながら読みますから、「先生に言われたこと」より「絵本のあの子がやめた理由」の方が心に響くことも多いのです。
待合室でお子さんと一緒に読んでみてください。きっと「あ、うちの子の話だ」と思う場面があるはずです。
それでは、次回の更新もお楽しみに。