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院長日誌

お口の健康コラム 検診・予防歯科

歯医者に定期的に通うと、医療費が年間15万円安くなる?

皆様、こんにちは!院長の大内です。

「定期的に歯医者に通うのって、お金がかかるなあ」と思っている方はいらっしゃいませんか?

実は、長い目で見るとその逆かもしれません。今日は、定期的な歯科受診が医療費に与える、驚きのデータをご紹介します。

■ 定期受診している人は、年間医療費が15万円以上安い

トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会が共同で行った調査で、非常に興味深い結果が出ています。

定期的に予防歯科を受診して歯の健康を維持した人は、全身疾患の発症予防にもつながることから、生涯医療費が平均よりも安くなることが分かったのです。

具体的には、定期的に歯科を受診している65歳の方は、受診していない方に比べて年間の医療費が15万円以上安くなるという結果が出ています。

15万円といえば、3ヶ月に1回の定期検診をはるかに上回る金額です。つまり、定期的に歯科に通うことは「出費」ではなく、将来の医療費への「投資」と言えるのです。

■ なぜ、お口の健康が医療費を左右するの?

「歯のことなのに、なぜ全体の医療費が変わるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

このブログでこれまで繰り返しお話ししてきたように、お口の健康と全身の健康は深く結びついています。歯周病菌は血管を通じて全身に広がり、心臓病・糖尿病・脳卒中・誤嚥性肺炎といった深刻な病気のリスクを高めることが分かっています。

逆に言えば、お口を定期的にきれいに保つことで、こうした全身疾患の発症を防ぐことができる。その結果として、医療費全体が下がっていくのです。

お口は全身の健康の「入り口」なのです。

■ スウェーデンと日本の「差」

世界で最も予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、大人の定期受診率が80〜90%、子どもはなんと100%です。その結果、80歳時点での残存歯数(自分の歯が残っている本数)はスウェーデンが21本以上なのに対し、日本はかつて13本程度にとどまっていました。

また、日本国内でも定期的にメンテナンスを受け続けた人と受けなかった人を比べると、80歳時点の残存歯数が23本対7本という大きな差が出ています。

たった一つの習慣の違いが、80歳の時に自分の歯が23本残るか、7本しか残らないかを分けてしまうのです。

■ 「痛くないから大丈夫」が一番危ない

8020運動が始まった1989年当時、日本の歯科定期受診率はわずか約6%でした。「歯医者は痛くなったら行くところ」という文化が長く続いてきたためです。

しかし、虫歯も歯周病も、痛みが出た時にはすでにかなり進行しています。早期に発見できれば、治療は短く・安く・体への負担も少なくて済みます。「痛くないから大丈夫」という時期こそが、予防のチャンスなのです。

近年は日本でも「予防歯科」への意識が高まり、残存歯数も年々増えてきています。意識が変われば、歯の寿命は変わります。

■ 3〜6ヶ月に1回が、歯を守るリズム

定期メンテナンスの目安は、3〜6ヶ月に1回です。この頻度で通うことで、自分では落とせない汚れのリセット、虫歯や歯周病の早期発見、かみ合わせや詰め物のチェックができます。

「歯医者代を払いたくない」という気持ちは分かります。でも数字が示す通り、定期受診はむしろ将来の大きな出費を防ぐための、一番賢い選択です。

■ 「川口かぼちゃ歯科」は、予防の場所でありたい

当院では、「治療が終わったら終わり」ではなく、「治療が終わってからが本当のスタート」と考えています。

一生自分の歯で美味しいものを食べ、笑顔で過ごし、そして医療費も賢く守れる。そんな未来のために、ぜひ「川口かぼちゃ歯科」を予防の場所として活用してください。

「最近、歯医者に行っていないな」と思ったら、それが来るサインです。お気軽にご連絡ください!

それでは、次回の更新もお楽しみに。

埼玉県川口市中青木2丁目18−5 MEHANA中青木 1F

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