BLOG

院長日誌

お口の健康コラム

一生にかかる医療費は2400万円 歯の予防がその金額を変えるという話

皆様、こんにちは!院長の大内です。

「医療費」と聞いて、若い方はあまりピンとこないかもしれません。毎月の保険料は引かれているけれど、病院にそれほどかかるわけでもないし、まだ先の話……という感覚の方も多いと思います。

でも少し立ち止まって考えてみてください。

■ 一生にかかる医療費は、2400万円

厚生労働省の推計によれば、日本人が一生涯にかかる医療費の平均は約2400万円です。

医療保険制度によって自己負担額は変わりますが、70代以降は1割負担であっても、1年間の医療費の平均が20万円を超えます。年金生活の中でこの金額は、決して小さくありません。

「若いうちは関係ない」と思っていても、今の生活習慣が将来の医療費を大きく左右します。そしてその生活習慣の中に、「歯のケア」が深く関わっているのです。

■ 定期的に歯科に通っている人は、65歳で医療費が15万円以上安い

以前もこのブログでご紹介しましたが、改めてデータをお伝えします。

トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会が共同で行った調査があります。組合員5万2600人のデータを分析し、歯石除去など予防を目的に定期的に歯科を受診した602人の総医療費を調べたものです。

結果は非常に興味深いものでした。

定期的に歯科を受診している人は、48歳までは平均よりも医療費がわずかに高い傾向にあります。これは、予防のために歯科に通う費用がかかるためです。しかし49歳を超えると逆転し、平均よりも医療費が安くなり始めます。そしてその差はどんどん広がっていき、65歳では年間の医療費が平均より15万円以上安くなるという結果が出ています。

歯科の予防にかかる費用は「出費」ではなく、将来の医療費への「投資」なのです。

■ なぜ歯の健康が、全身の医療費を下げるのか

「歯のことなのに、なぜ全体の医療費が変わるの?」と思われるかもしれません。

トヨタ関連部品健康保険組合はこう分析しています。「歯が悪いと食事が偏ったり、歯並びが悪くなったりする。それが糖尿病や肩こり、骨粗しょう症を招き、体全体の健康に影響する」と。

歯を失うことは、糖尿病・認知症・脳血管疾患・心臓病など、様々な全身疾患のリスクを高めることがこれまでの研究でも明らかになっています。逆に言えば、歯を守ることが全身を守ることにつながり、それが医療費の節約につながるのです。

■ 48歳までは「損」に見えても、長い目で見れば圧倒的に「得」

このデータで特に注目してほしいのは「48歳まではむしろ医療費が高い」という部分です。

定期的に歯科に通っている間は、確かにその分の費用がかかります。「予防にお金を使うのはもったいない」と感じる気持ちも分かります。

でも49歳以降、そのリターンは急速に大きくなっていきます。65歳で15万円の差、70歳・80歳ではさらに差が広がっていく。長い人生で考えれば、早く予防を始めるほど得をするのです。

■ 40代の今が、分岐点だと感じています

私自身、40歳を迎えてこのデータを改めて見た時、「今がちょうど分岐点だな」と感じました。

48歳を境に医療費の差が逆転するというこのデータ、40代から予防を始めれば十分に間に合うということでもあります。逆に40代で「まだ大丈夫」と先延ばしにしてしまうと、差が開き始める50代・60代に後悔することになるかもしれません。

「痛くなってから行く」から「痛くなる前に行く」へ。この習慣の違いが、10年後・20年後・30年後に大きな差となって表れてきます。

後悔する前に、ぜひ今日から予防歯科を始めてみてください。川口かぼちゃ歯科で、一緒に未来の健康と医療費を守っていきましょう!

それでは、次回の更新もお楽しみに。

埼玉県川口市中青木2丁目18−5 MEHANA中青木 1F

9:00 - 12:30
14:00 - 17:30

休診日:木曜、日曜、祝日

診療カレンダー

2028年2月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
休診日
WEB予約 電話 診療
カレンダー