仕上げ磨きワンポイントアドバイス 正しい姿勢と、嫌がる子への向き合い方
皆様、こんにちは!院長の大内です。
以前も仕上げ磨きについてお話ししましたが、今日はもう少し踏み込んで、「姿勢」と「嫌がる子への対処法」についてお話しします。
院長の私にも小さい子どもがおりますので、今日は少し親目線でお話しします(笑)。
■ 仕上げ磨きの正しい姿勢
仕上げ磨きは「向かい合わせ」ではなく、「お子さんの顔を太ももの間に挟んで、上からのぞき込む姿勢」が正解です。
この姿勢だとお口の中がよく見えて磨きやすく、頭がぐらつかないので安全です。逆に向かい合わせだと口の中が見えにくく、磨き残しが出やすくなってしまいます。
ただし、この姿勢には一つ落とし穴があります。
■ 「この姿勢=嫌なことされる」と学習してしまう
仕上げ磨きの時だけこの姿勢をとっていると、お子さんは賢いので「あ、この姿勢になると嫌なことが始まる!」とすぐに気づきます。そうなると、姿勢を取ろうとするだけで泣いたり逃げたりするようになってしまいます。
解決策は、普段の遊びの中でもこの姿勢を取ることです。
太ももの間に挟んで絵本を読む、くすぐり遊びをする、歌を歌う……「この姿勢=楽しいこともある」という記憶を作ってあげることで、歯磨きへの抵抗感がぐっと減ります。
■ 1〜2歳は「口の中を触られること」自体が苦手なことも
この時期のお子さんはまだ口腔内が敏感で、歯ブラシが当たると痛く感じやすいことがあります。
そういった場合は「脱感作(だつかんさ)」といって、いきなりお口の中を触るのではなく、まず頬を優しく揉んであげることから始めてみてください。頬→口の周り→唇→歯ぐきと、少しずつ慣れさせていくことで、お口の中を触られることへの抵抗感が和らいでいきます。
■ とはいえ……院長の本音をお話しします
理想を言えば、お子さんが嫌がらずに気持ちよく磨かせてくれるのが一番です。でも現実はなかなかそうはいきませんよね。
正直に言うと、私も自分の子どもに仕上げ磨きをする時、結構無理やりやっています(笑)。
嫌がって頭を動かされる方が、歯ブラシが当たって危険だったり、ケガのもとになったりします。なので、嫌がろうとも太ももでガシッと挟んで動かないようにしてしまいますね。ただ無理やりといっても、ブラッシング自体は優しくが大事です。
「無理やり磨くのはかわいそう」という気持ちはよく分かります。でも、磨かないで済ませるよりは、多少嫌がっても磨いた方が絶対にお子さんのためになります。泣いていても、終わったら「よく頑張ったね!」とたっぷり褒めてあげてください。
世のお父さん・お母さん、毎日本当にお疲れ様です。一緒に頑張りましょう!
■ 嫌がる子への4つの工夫(以前の記事から)
せっかくなので、以前ご紹介した工夫も合わせてお伝えします。
1. 普段から口元に触れる習慣を
歯磨きの時だけ口を触ると「また嫌なことが始まる」とお子さんが身構えます。普段の遊びの中で頬や口元に触れておきましょう。
2. 「終わり」を教えてあげる
「あと10秒数えたら終わりだよ」とゴールを見せてあげると、頑張りやすくなります。
3. 機嫌の良い時間帯を選ぶ
眠い時・空腹時・機嫌が悪い時は避けて、心に余裕がある時間帯を選びましょう。
4. 終わったら思い切り褒める
「すごい!上手にできたね!」と少しオーバーなくらい褒めてあげてください。親御さんの笑顔が一番のご褒美になります。
「磨き残しが気になる」「うまく磨けているか確認してほしい」という方は、ぜひ川口かぼちゃ歯科へお気軽にどうぞ。親子で一緒に来てくださいね。
それでは、次回の更新もお楽しみに。
