研修報告 栃木県・イクシーファミリー歯科への見学に行ってきました
皆様、こんにちは!院長の大内です。
先日、スタッフと一緒に、栃木県鹿沼市にある「医療法人ixi イクシーファミリー歯科・小児歯科・矯正歯科」へ研修に伺いました。
■ イクシーファミリー歯科・安部秀弘先生とは
イクシーファミリー歯科は、栃木県鹿沼市に1992年に開業し、栃木県最大規模の歯科医院です。
理事長の安部秀弘先生は、新潟大学歯学部を卒業後、勤務医を経て開業。早くから「削って治す」歯科医療ではなく「予防」に軸足を移し、地域に根ざした医院づくりを続けてこられました。
安部先生が特に力を入れているのが「口育(こういく)」という概念です。これは、お口の機能を0歳から育てることで、呼吸・嚥下・咀嚼・発音といった機能を正しく発達させ、全身の健康へつなげていくというアプローチです。このブログでもたびたびお話ししてきた「口腔機能発達不全症」への取り組みが、まさにこの「口育」の考え方そのものです。
安部先生はこの「口育」を広めるために一般社団法人日本口育協会を設立し、「口育士」という資格制度も作られています。現在全国で約2,000名の口育士が活動しており、全国各地での講演や書籍の発行を通じて、歯科医療の枠を超えた社会的な活動を続けていらっしゃいます。
さらに驚くべきことに、日本で初めて歯科医院内に認可保育園を設立されました。0歳から2歳を対象としたこの保育園では、ミルクの与え方や離乳食の指導から始まり、MFT(口腔筋機能療法)を組み込んだ保育が行われています。まさに「お口の健康は生まれた瞬間から」を実践している医院です。
■ 今回の研修で学んだこと
今回の研修では、小児の口腔機能発達と歯周病について、安部先生とスタッフの皆さんから実際の取り組みを交えて丁寧にご説明いただきました。
特に印象深かったのは、「予防のゴールは12歳で全ての永久歯が生え揃った時に、美しい歯並びと正常に発育した顔面、そしてそこから生まれる最高の笑顔を育成すること」というイクシーファミリー歯科のビジョンです。
単に虫歯を治すのではなく、お子さんの将来の笑顔から逆算して今何をするべきかを考える。この視点は、これからの川口かぼちゃ歯科の診療にも、ますます大切にしていきたいと感じました。
また、「小児に歯科のトラウマを与えることは、一生自発的に歯科の門を叩けない人間を作ることになる」という言葉も、私たちが大切にしてきた「押さえつけない」「成功体験を積ませる」という方針を、改めて確信させてくれるものでした。
■ 学んだことを、診療に生かします
今回の研修には私だけでなくスタッフも一緒に参加しました。実際に現地を見て、安部先生やスタッフの方々の姿勢に触れることで、私たちが目指す医院の方向性を共有できた、とても貴重な時間でした。
「0歳からの口育」「口腔機能の発達支援」「家族みんなで通える歯科医院」。こうした取り組みを最前線で実践されているイクシーファミリー歯科から、多くの気づきと刺激をいただきました。
安部先生、そしてイクシーファミリー歯科のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
今回学んだことを川口かぼちゃ歯科の診療に活かし、皆様により良いケアをご提供できるよう、スタッフ一同さらに精進してまいります。
またいつか診療のためにお休みをいただく際は、事前にご案内いたします。ご不便をおかけして大変恐れ入りますが、引き続きよろしくお願いいたします。
それでは、次回の更新もお楽しみに。
