白い詰め物「コンポジットレジン」って何? メリットと知っておきたい注意点
皆様、こんにちは!院長の大内です。
虫歯の治療をした後、「白い詰め物をしてもらった」という経験がある方も多いのではないでしょうか。あの白い詰め物の正体が、今日ご紹介する『コンポジットレジン(CR)』です。
銀歯が主流だった時代と比べると、最近は白い詰め物を希望される方がとても増えました。今日は、コンポジットレジンのメリットと、知っておいていただきたい注意点をお話しします。
■ コンポジットレジンって何?
コンポジットレジンとは、合成樹脂にセラミックなどの細かい粒子を混ぜ合わせた「白いプラスチックの詰め物」です。小さな虫歯を削った後の修復や、欠けてしまった前歯の形を整えるのに広く使われています。
■ コンポジットレジンの3つのメリット
1. 目立たない
天然の歯に近い自然な白さで仕上がるため、銀歯のように口を開けた時に目立つことがありません。特に前歯など、見える部分の治療に向いています。
2. 保険が適用される
虫歯治療の詰め物として使用する場合、健康保険が適用されるため、費用を抑えて治療を受けることができます。
3. 1回で治療が完了する
ペースト状の材料を歯に直接盛り付け、専用の光を当てるだけで数秒〜数分で固まります。型取りをして後日装着する銀歯とは異なり、多くの場合1回の来院で治療が終わるのも大きな魅力です。
■ 知っておきたい3つの注意点
メリットが多い一方で、コンポジットレジンにはいくつかの注意点もあります。
1. 強度に限界がある
プラスチック製のため、金属やセラミックに比べると強度が劣ります。そのため、強い力がかかる奥歯や、欠損が大きい場合には向かないことがあります。
2. 変色・劣化する
長い間使っていると、素材が水分を吸収して少しずつ黄色く変色したり、摩耗してすり減ったりすることがあります。前回の着色の記事でお話しした「詰め物の変色」も、これが原因の一つです。
3. 虫歯が再発しやすい
経年劣化によって、歯と詰め物の間にわずかな隙間ができてしまうことがあります。その隙間から細菌が入り込み、詰め物の下で再び虫歯(二次カリエス)が進行するリスクがあります。自覚症状が出にくいため、定期検診での早期発見がとても大切です。
■ コンポジットレジンが向いているケース
小さな虫歯の修復や、前歯の軽い欠け・形の修正には非常に適した治療法です。一方で、大きく削る必要がある場合や、奥歯で強い力がかかる部分には、セラミックなど別の素材を検討することもあります。
「自分の虫歯にはどの詰め物が合っているんだろう?」と迷われている方は、ぜひ検診の際にお気軽にご相談ください。「川口かぼちゃ歯科」では、それぞれの素材のメリット・デメリットを丁寧にご説明した上で、患者様のお口の状態やご希望に合った最適な方法をご提案します。
今ある詰め物が気になっている方も、まずはお口の状態を一緒に確認してみましょう!
それでは、次回の更新もお楽しみに。
