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院長日誌

子どものお口

【指しゃぶり】いつまでに、どうやって卒業する?

皆様、こんにちは!院長の大内です。
お子様の指しゃぶり、「いつまで続くんだろう?」「歯並びが悪くならないかな?」と心配されている親御様も多いのではないでしょうか。
今日は、歯科医師の視点から、指しゃぶりの卒業に向けたステップと注意点をお話しします。

■ 3歳までは「見守ってOK」です

乳幼児期の指しゃぶりは、お子様が自分を落ち着かせるための大切な行動です。3歳くらいまでは無理に禁止する必要はありません。
まずは3歳のうちに自然に卒業できることを目標にしていきましょう。

■ 卒業に向けた「環境づくり」のヒント

無理にやめさせるのではなく、指を吸わなくても「安心感」が得られる環境を作ることが近道です。

• エネルギーの発散: 外遊びや運動でたっぷり体を動かし、手や口を使う遊びを増やしましょう

• 寝る前のスキンシップ: 寝付くまでの間、手を握ってあげたり、絵本を読んであげたりしましょう。指を吸わなくても「お父さん、お母さんがいてくれるから安心」と思える時間が大切です。

• 代わりの「お気に入り」: 指の代わりに、肌触りの良いタオルやぬいぐるみを持たせるなど、心地よい皮膚感覚のものへ少しずつクセを移行させる方法(行動変容法)も有効です。

■ 4歳を過ぎたら、専門家へ相談を

4歳以降も頻繁に指しゃぶりが続く場合は、歯並びや顔立ちへの影響が出てくることがあります。
• 開咬(かいこう): 前歯が噛み合わず、隙間が空いてしまう。
• 顔貌の変化: 唇がクチバシのようにツンと尖って見えるようになる。
この時期からは、歯科や医科での積極的なサポートが必要になる場合があります。

■ 「苦い薬」は最終手段に

指に苦い薬や唐辛子を塗る方法は、お子様にとって大きなストレスになり、不安感を強めてしまう可能性があります。指しゃぶりの背景に「寂しさ」や「不安」がある場合は、まずはその気持ちに寄り添い、安心させてあげる指導を優先しましょう。

■ 一緒に歩んでいきましょう

指しゃぶりの卒業は、お子様の成長の一歩です。焦らず、でも着実に見守っていきたいですね。
「歯並びが心配」「卒業のきっかけが掴めない」というときは、検診の際にお気軽にご相談ください。お子様の心の成長とお口の健康、両方を大切に守っていきましょう!
それでは、次回の更新もお楽しみに。

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