歯周病ってどんな病気? 歯を失う最大の原因を知ろう

皆様、こんにちは!院長の大内です。
前回はお子さんのための「フッ素」についてお話ししましたが、今回は大人の皆様にぜひ知っておいていただきたい「歯周病(ししゅうびょう)」についてのお話です。
かつては「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれていたので、その名前なら聞いたことがある!という方も多いかもしれません。実は、歯周病はむし歯と並ぶ「歯科の2大疾患」のひとつなんです。
■ 歯周病は「歯を支える土台」の病気
むし歯が「歯そのもの」の病気であるのに対し、歯周病はその歯を支えている「周りの組織(歯ぐきや骨など)」に起こる病気です。
私たちの歯は、歯ぐきや歯槽骨(しそうこつ)という骨など、4つの組織によってしっかり支えられています。歯周病は、細菌の感染によって炎症が起き、この大切な土台を少しずつ壊していってしまうのです。
進行して歯を支える骨がなくなると、歯がグラグラし始め、最後には自然に抜け落ちてしまうこともあります。実際に、55歳以上で歯を失う原因の約半分は、この歯周病によるものと言われています。
■ なぜ歯周病になるの?
一番の原因は「歯周病原性菌」という細菌ですが、それだけではありません。
・日々の生活習慣
・食生活
・年齢や遺伝
これらが複雑に重なり合って発症する「生活習慣病」のような側面を持っています。
■ お口の中だけでは済まないことも…
歯周病が進むと、食事がしにくくなったり、痛みや腫れ、口臭の原因になったりと日常生活に支障が出てしまいます。
さらに最近の研究では、歯周病が「心臓病」や「脳卒中」、「糖尿病」といった全身の病気と深く関わっていることも分かってきました。お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながるのです。
「自分は大丈夫かな?」と少しでも気になったら、まずは定期検診でチェックしてみませんか?
早めのケアで、一生ご自身の歯で美味しく食べられる未来を一緒に守っていきましょう!
それでは、次回の更新もお楽しみに。





